教育さいたマガジン(第141-1号) ~家庭学習のワンポイントアドバイス~━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 家庭学習のワンポイントアドバイス
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●中学校理科編
~科学の芽を育てるワンポイントアドバイス~
私たちが身の回りの現象について疑問を持ったり、不思議だなと感じたりすることが、理科の学習を深める第一歩です。
今年の4月に実施された全国学力・学習状況調査の問題では、次のような問題が出題されています。
「キウイフルーツとゼリーが入ったデザートを、冷蔵庫に入れておいたら、ゼリーが液状になっていました。」
※なぜ、ゼリーは液状になったのでしょう?
調査問題では、実験を通してこの疑問を解決するという理科的な調べ方を取り上げています。
このように、日常生活の中でも、子供たちが「これって不思議だね」、「なぜそうなるのかな」などと、興味を持つようなことはたくさんあります。
もう一つ、中学校2年生で学習する気象に関連した事例を紹介します。
毎年、夏から秋にかけて、台風が多く発生します。
天気予報では、台風が日本に近づくと東にカーブしていくことや、台風の目がはっきりしていることなどを気象予報士が説明している場面が多く見られます。
例えば、こうしたことを話題に子供に興味を持たせてはいかがでしょうか。そして、子供が疑問を持ったら、保護者の皆さんとしては「知らない」と答えるのはもったいないです。「本当に不思議だね」と子供の疑問に共感してあげてください。さらに「一緒に調べ
てみようか」などと疑問を解決する方法について保護者と子供が一緒に考えることをお勧めします。子供が理科の学習を一層身近に感じ、理解を深めることができると思います。
○ワンポイントアドバイス!
子供の疑問に共感し、疑問を解決するための方法を一緒に考える。
日常見かける何気ない現象にも、科学の芽がたくさん隠れています。日常の現象に疑問を持ったお子さんは、科学の芽を自分の力で伸ばそうとしているのです。
ぜひ、家庭でもお子さんの発見(気づき)を認め、自分で考え、解決できるよう励ましてみてください。
※キウイフルーツには、ゼラチンなどのタンパク質を分解する消化酵素が含まれている。