教育さいたマガジン第138-1号が届きました。
いくつかの記事を紹介いたします。
「お知らせ」
●埼玉県硬筆中央展覧会の開催(義務教育指導課)
県教育委員会では、さいたま市教育委員会、埼玉県書写書道教育連盟とともに、小学校・中学校・高等学校・特別支援学校の書写書道教育の発展に資するよう「平成27年度(第54回)埼玉県硬筆中央展覧会」を開催します。
県内各地から選ばれた児童生徒のすばらしい作品約5,000点が展示されます。ぜひご覧ください。
(1)日 時
平成27年6月27日(土曜日)、28日(日曜日)
午前9時から午後4時まで
(2)場 所
熊谷市スポーツ・文化村「くまぴあ」
熊谷市原島315
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5.家庭教育アドバイス
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◇田植えが終わった田んぼに、小さな苗が一直線に並んでいます。秋の収穫までにぐんぐんと大きくなるのですね。
さて、埼玉県では、家庭教育支援のひとつとして「親の学習」を推進しています。「親の学習」には、子育て中の親を対象にした「親が親として育ち、力をつけるための学習」と、中学生・高校生を対象にした「親になるための学習」があります。
埼玉県では、この「親の学習」の指導や、子育てに関する相談やアドバイスができる「埼玉県家庭教育アドバイザー」を養成しています。
今回は「埼玉県家庭教育アドバイザー」の研修会や交流会で話題になったエピソードをご紹介しましょう。
◆~子供の心が育っています~
5歳のお兄ちゃんとまだ1歳にならない妹さんが予防接種を受けに来ていた時のことです。
お兄ちゃんが注射を終えた後で、大きな声で泣きながらお母さんに何かを訴えていました。注射が痛かったと言っているのかな…と思って近づいてみると、そうではなかったのです。
「こんなに痛い注射、○○ちゃんに打っちゃダメ!」
と言って泣いているのです。○○ちゃんとは妹さんの名前。優しいお兄ちゃんだなと思いました。
きっとご家庭でも、ふだんから思いやりのあふれる会話がなされているのでしょうね。
「妹に優しくしなさい」「兄弟げんかをしてはいけません」とお説教するよりも、ふだんのちょっとした会話や、親の行動で、子供の心は育っていくのだと再確認しました。
◆~パパの出番です~
先日、あるお母さんから次のような相談を受けました。
「うちでは、夫が全くと言っていいほど家事をやってくれません。最近では、小学生の息子に『手伝って』と言うと、『なんで僕が手伝わなくちゃいけないの?お父さんだって何もしていないじゃない』と言うようになってしまいました。どうすれば子供が手伝いをするようになるでしょうか。」
お母さんは困り果てた様子でした。そこでこんなアドバイスをしてみました。
「まずは、どんなに小さいことでも、パパがやってくれたことにお礼を言うといいですよ。それも、ちょっと大袈裟に。『パパ、ありがとう。助かるわ。○○くん、パパがやってくれたの、うれしいね!』と子供に話しかけるといいですね。パパだって文句を言われるよりも、感謝されたほうがずっと気分がよいものです。『助かる』『うれしい』と言われれば、また何かやろうと思うのではないでしょうか。片づけてくれたら『きれいね』、食事作りを手伝ってくれたら『おいしいね』と、必ず声を掛けることが大切です。家の中の雰囲気も明るくなりますし、そのうちに子供もパパ真似をしてお手伝いをするようになるかもしれませんよ。」
この後、このご家庭では、少しずつですがお子さんがお手伝いをするようになったそうです。その分、お母さんの笑顔も増えたのではないかと思います。
子供は親の姿を見て学んでいきます。互いに思いやる気持ちを家族みんなで育てたいですね。
(埼玉県家庭教育振興協議会所属の「埼玉県家庭教育アドバイザー」のエピソードをもとに編集しています。)
◇埼玉県では、学校や幼稚園・保育所等、公民館や企業などで行う家庭教育学級や子育て講座に「埼玉県家庭教育アドバイザー」を無料で派遣しています。詳しくは埼玉県家庭地域連携課のホームページをご覧ください。
http://fofa.jp/saitamg/c.p?62cn9zh347
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6. 人とのふれあい・「絆」~ちょっといい話~
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このコーナーでは、「人とのふれあい・『絆』づくりエピソード」の優秀賞受賞作品をご紹介しています。
■「プールは、六月の二週目」
県立川島ひばりが丘特別支援学校
中学部 3年 重松 咲月 さん
「六月か~二週目はまだかな~。」今日は五月二十日木曜日です。まだまだ遠い行事なのに、私は前の日からプールに入りたいと思っていました。なぜなら私は、プールが大好きだからです。
私は、そんなに泳ぐのが得意ではありません。でも、ヘルパーを付けないで泳ぐこともできます。ヘルパーというのは、胸に付ける小さい浮き輪のことです。去年、家族でプールに行った時は、ヘルパーなしで泳ぎました。それを教えてくれたのが、お母さんです。お母さんは、私にプールの楽しさと面白さを教えてくれます。だから私は、感謝の気持ちで一杯です。
私のかよっている特別支援学校のプールでは他の子もいるので、ヘルパーを付けて泳いでいました。
私はヘルパーを、付けずに自分で発明した犬泳ぎで必死に一生懸命泳ぐのも良いし、学校の温水プールでヘルパーをつけて、気持ちよく背泳ぎをしても、クラスの友達と遊んでも楽しいです。私がなぜプールで、泳ぐことができたかというと、お母さんがいつも私をプールに連れていってくれて、泳ぎの訓練をしてくれたからだと私は思っています。
日曜日、プールにお母さんが連れて行ってくれます。私は日曜日、ヘルパーを腕につけずに泳ぎたいと思っています。なぜなら、私の夢は、お母さんみたいに上手に泳ぐことだからです。
※その他のエピソードはこちらから(家庭地域連携課)
→http://fofa.jp/saitamg/c.p?72cn9zh347