学力検査の結果から②
前回に引き続き、今回は算数における本校児童の学力の課題についてお伝えします。
<算数>
① 図形の定義の定着(正方形や三角形、平行四辺形、円、垂直と平行など)
② 数量の読み取り(定規やはかりのめもり、適切な単位の選択、適切な計器の選択など)
③ 数量感覚の育成
以上の課題点について、本校では、授業の中で、チャレンジタイムの中で、家庭学習の中で取り組んでいきたいと思います。
<課題克服のための補充プリントの一例>
【問題】算数3年生.pdf
【問題】算数4年生.pdf
ご家庭においては、数量感覚の育成について、日々の生活の中でそれとなく教えてあげてください。授業の中で、「はがきの面積にふさわしい単位は?」と聞くと、「㎡」とか、「大人の体重は?」「g」など、びっくりする答えが返ってくることが少なくありません。小学生のうちに、長さや重さ、広さなどについての感覚をきちんと身につけさせたいものです。また、家庭学習の中で、定規や分度器、コンパスなどの計器を正しく使えているかどうかについても、機会をとらえて見てあげてください。
学力は、学校が責任を持って児童一人一人に身に付けさせるべきものですが、家庭の協力が不可欠です。よろしくお願いします。